JALパートナーズについて
結成宣言
私たちは今日、JALパートナーズ第1期の活動の、記念すべき第一歩を踏み出す。
今、航空およびその関連産業を取り巻く環境は大きく変化し、「航空ビックバン」とも呼ばれる激動の時代を迎え、私たちが日々働いているJALグループもその大きな波の中で、グループとしての生き残りをかけて一丸となって懸命な努力を行っている。
連結会計制度の導入に伴い、企業の業績がそれぞれの企業としてではなく、グループ全体として判断されることになり、JALグループでも「グループ再生ビジョン」を策定し、企業経営からグループ経営へと軸足を移すこととなった。JALグループとしての安全性、サービスの品質を担っているのは私たち、グループで働く社員全員であり、グループとしての健全なる発展のためには、その私たちが力を合わせていくことが必要不可欠であるといえる。
社員としての立場から、グループ運営の方向性を考えるとともに、グループに働く一人ひとりが、仲間としての一体感と日常的な信頼関係を築き上げていくことが何よりも大切であることを強く認識し、まさに「パートナー」としてお互いに切磋琢磨し、お互いを尊重し合いながら、21世紀に向けて踏み出していきたい。
私たちは今日ここに「JALグループ社員協議会~JALパートナーズ」を結成し、JALグループや関係企業で働く社員どうしの連携を深めながら、グループ全体の発展と社員の生活の安定を目指して活動していくことをここに宣言する。
1999年9月29日
JALグループ社員協議会結成総会より